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LINEいじめの入口

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    • ブログ2024.03.16

       

      LINEを利用する人なら聞いたことがあるかと思いますが「既読スルー」や「未読無視」という言葉はご存じですか?「既読スルー」は、相手がトーク画面を開くと、「既読」の文字が出て相手にわかるというLINEの特徴的な機能です。

       

      例えばビジネス的な使い方をするなら、「既読」がつけば(相手が確認してくれた)とわかり、メールと違って見てくれたかどうかと心配する必要がないので便利な機能のように思えます。ところが友達同士だと(トークを見たはずなのに何の返事もない!)と相手に対しての不信感になってしまうこともあります。

      いっぽう「未読無視」は、いつまでも既読にならないこと。これもビジネスシーンなら(忙しいのかな?)くらいですみますが、友達同士では生活リズムもほぼ同じなので(こんなに長時間既読がつかないのはおかしい!)とこれも相手に対しての不信感に繋がってしまうこともあります。

      トークのページを開かなくてもトークに一覧から短い文章なら内容が確認できてしまうため、わざと既読をつけていないと勘繰られてしまうのです。

      そして、子どもたちの思う「既読スルー」「未読無視」と判定される時間は、大人が思うそれよりはるかに短いようです。

      そしてここからLINEいじめに発展してしまうことがあります。

      子どもたちはそのことを知っているので、スマホを肌身離さず持ち歩くようになり、夜遅くまでトークが続く限り寝られない…なんてことにもなってしまうのです。

       

      子どもは子どもで大変なのだと思いますが、友達とのつながりを大切にするあまり、意識せずにどんどんスマホ、SNSに支配されてしまいます。

      そのような子どもの事情も理解した上で、それでもSNSのトラブルから子どもを守るなら、ご家庭でルールを定めて適切な距離が保てる環境を作ってあげることが大切なのではないかと思います。

       

      当窓口では様々なSNSトラブルについて周知していくとともに、

      ご家庭ごとに適切なルール設定ができるようお手伝いをしています。



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