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私がネットトラブルの【予防】にこだわる理由
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ブログ2022.09.02
前回、前々回と「ネットトラブルの分類と危険性」について書いてみました。どの問題も起こってしまってからでは対処が難しく、例えば、依存症とまでなったら精神科の病院に行かなければ治らないこともあります。でも病院に行かなければならないほどの依存状態の子どもが病院にすんなり行くことはあまり考えられないですよね。受診までのハードルがとにかく高いです。治療中も本人も家族もとても辛い思いをします。とかネット上の誹謗中傷や法律違反をしてしまった/されてしまったとなると警察や弁護士に依頼なんてことにもなりかねません。「いやいや、ウチの子供に限って」・・・とみなさんおっしゃるんです。ある日突然びっくり仰天!というのが普段見えないネットの怖さです。そしてネット上のことは「一生消えない傷」になるかもしれないということを覚えておいてください。ネットに一度出てしまった情報(写真や動画なども)は完全に消すことができません。これを「デジタルタトゥー」といいます。子どもたちの将来を左右する事態になる前に、ぜひとも「予防」したいものですね。・・・という私も、この活動をするようになるまではそこまでの知識も危機感もなく子育てをしていました。ネットのこと、子どもがスマホやゲームをすることをなんとなく「あまりやらせたくないなあ」と思う程度で何が怖くて、何に気をつけなければなんて考えたこともありませんでした。私がこの活動を始めるきっかけになったのは息子が小学校1年生の時に「任天堂Switchがやめられない」という事態に陥ったことがあったからです。当時ゲームを渡す前に夫婦でお約束(ルール)を考えて、紙に書いて子どもにサインをさせお約束の書かれた紙を壁に張り、お約束を守るよう促したつもりでした。しかし結果、全く効果がなく、息子はどんどんゲームにのめり込んでいきました。年上のお兄さんから人気ゲームの「Fortnite(フォートナイト)」をダウンロードしてもらったあとはますますゲーム時間が増えたように思います。週末になると夜中の12時までゲームをしているなんてこともありました。無理やりやめさせたとしても、その後もずっとゲームのことばかり口にして頭の中はゲームの事でいっぱいな感じです。「このままではまずい」心底危機感を覚えました。さらに、丁度その頃「オンラインゲームやS N Sを通じて知り合った人に小学生が連れ去られる」という事件もあり、不安もありました。“今、なんとかしなくては!!”と思ったのがそもそもの始まりです。ここからの奮闘の様子を次回書いていこうと思っています。最初は何をやってもうまくいかず、私も少し投げやり気味でした。でも考え方を変えたことでずいぶん楽になり、最後は子どもが自主的にゲームをセーブできるようになりました。今では息子にとってゲームは「お友達と楽しく遊ぶための“ツール”」となったんですね。そうなるまでをご紹介してみようと思います。本日も最後までお読みいただきありがとうございます♪
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ブログ2022.09.02