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誹謗中傷に対する法的措置

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    • ブログ2024.03.16

      女優の“はるかぜちゃん”こと春名風花さんがTwitterで誹謗中傷した人物を民事訴訟と刑事告訴し、315万4千円という和解金を獲得したとのことです。(本人Twitterより)最近では芸能人も積極的に誹謗中傷に対し法的措置をとるようになってきました。また、問題のある投稿をした本人だけでなく、それをリツイートした人もまた、罪になる。という裁判例も出てきています。

      誹謗中傷を何度も送る人には明確な悪意があるかもしれません。一方で深く考えずに、人を傷つける内容の投稿をする人もいるかもしれません。そのつもりがなかったとしても、他人を傷つけることが許されるわけではありません。また、リツイートした人の中には明確な悪意もなく、自分が最初の発信者ではないので気持ち的にもブレーキがかかりづらいように思えます。

      そのちょっとした判断ミスで、「加害者」となってしまうこともネット社会のこわさだと思います。

      自分の子どもが正しい知識を持っているか。例えば個人情報というのが何かわかっているのか、間違えて発信するとどうなるのか、それを訂正したり消すことができないこともあるということを知っているのか。

      そういうことの知識があるだけで「加害者」になることの予防もできると思います。

      当窓口では、子どもたちをネットトラブルの「被害者」だけでなく「加害者」にもさせない取り組みを行っております。社会のルールを正しく身につけること、適切なルールと親子のコミュニケーションで、そのどちらも防げるのではないかと考えます。



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